ホームページを訪れてくださり、ありがとうございます。Chiffon & Co(シフォンアンドコー)を主宰しています神前純子(こうさきじゅんこ)です。

「真のお花好きさんが集まる場所」として、皆さんそれぞれが叶えたい未来のためにChiffon & Coを開講しています。

私の得意とする

・色合わせ花合わせ
・ブーケデザイン
・生花アレンジ

を軸に、皆さんが楽しみ、スキルアップ出来るレッスンを幅広くご準備しています。

何か気になるものはありましたか?まずはそのお気持ちを大切に、小さなスタートを踏み出していただければと思います。

お花が人生の癒しになると毎日が明るくかわります。一緒に楽しみましょう

【資格・実績】

*毎月のオリジナル生花レッスンはリピーター様に愛されて

年間延べ1000人×3年の実績を持つ。毎月5年以上継続されている生徒様多数。

*ハイブリット触媒加工のお花【カタリーヌフラワー】理事認定校

*店舗、会場装花 RETHECHITYプロコース全過程終了、RETHECHITY JAPANパートナー店 大阪

*フランスデコールフローラル協会フラワーコーディネーター資格(フランスにて取得)

*生け花未生師範

*プリザーブドフラワーフラワーエディケーションジャパンディプロマ。販売コース,仏花コース終了

*寄せ植え(鉢物)ブリコラージュフラワーディプロマ

*その他、アーティフィシャルフラワー、ハーバリウム、フラワーキャンドル資格など多数

 

 

 

幼少時代、いつも私を迎えてくれたもの

もともと私は、アウトドアな活発少女。真っ黒に日焼けし、川へ行ったら滝つぼへ飛び込むような、そんな幼少時代でした。

そして、外で遊び尽くし、疲れ果てて家に帰ると玄関で出迎えてくれたのは、母の生けたフラワーアレンジでした。

私の母は生花を愛し、また、当時流行っていたアートフラワーの講師をしていました。ですので、私にとって、花はとても身近なもの、そこにあって当たり前のものだったのです。

当時は、「お花大好き!」という自覚は無かったのですが、イキイキと働く母の背中から、「花は人を輝かせるパワーがあること」を、無意識のうちに感じ取っていたのかもしれません。

今の私の礎

花を身近に感じる幼少時代を過ごしてきた私は、OLになってから会社に華道部があると聞いた時、何の迷いもなく入部しました。

そこで出会ったのが、今の私の礎を作ってくださった方。華道の師匠です。

人生経験も浅い私のような小娘にとって、その方の存在は「衝撃」でした。

もうすぐ還暦を迎えるというのに、とてもお洒落で、素敵なお着物やお洋服を着て、穏やかなのに凛として、気遣いもあって、とってかっこよかったのです。

22歳の私が二回り近く歳の離れた女性に憧れて、「私もあんな風になりたい」と夢中になって追いかけるようになります。これが私のお花人生の始まりです。

当時の私には、その師匠のかっこよさがどこから来るのか、まだ分かっていませんでした。ですが、「母」と「師匠」、2人の女性の生き方は、私のお花人生を貫く大きなテーマを与えてくれたのです。

それが、「花から得られる内面の輝き」です。

無我夢中で追いかける日々

師匠に出会ってからというもの、私は花の虜。最初の2年間は、OLをしながら夜はお花のスクールに通いました。お花のスクールはとても高額で、その費用捻出のためにOLをしていた時期です。

スクールでは、アレンジのことだけでなく

・仕入れのこと
・デザインデッサンを書いたり
・プレゼンテーションの仕方
・色彩のこと
・実際のお店でのディスプレイ

などなど・・・課題に追われる日々でしたが、学ぶ楽しさを知ることができました。

そして、スクールの最後、卒業試験として臨んだ「フランスでのディプロマ試験」は私のその後の人生に大きな影響を与えてくれました。

試験で出されるのは、個性豊かな課題の数々。

「大きなブーケや花冠等をを既定のクオリティ以上に20分で作りきる」
「大きな古城を受験者たちで装花する」
「とある建築物のエントランスやお部屋の一角を、そのスペースの雰囲気にに合った色合い、アレンジをデザインして飾り、順位を競う」

など。

パリの卸売り花市場に出かけ、身振り手振りで何とかお花を仕入れ、水揚げ処理はホテルの部屋で行い、とにかく必死で臨んだ数日間でした。

見本通りでない、何でも自分で考え作り出す、自分はどうしたいのかをきちんと持たないと何も生み出せない。

上辺だけではない、自分の中から湧き上がる「感性」と向き合う中で、これこそが、あの日の私が憧れ追いかけていた「内面の輝き」かもしれない・・・と思い至ったのです。

そんな夢中な日々の中、28歳のとき、お花のお仕事をスタートさせブライダル装飾をしながら、とうとう、私もお花の講師となったのでした。

花と向き合えない日々

お花の教室をオープンしたといっても、もちろん、順風満帆には行きませんでした。

特に、「出産」「育児」「親の介護」「夫の闘病生活」が重なった時期は、花と向き合うことも出来ないほど、疲れ果てていました。

花というのは、やはり内面が表れるものですので、疲れた気持ちのままお花と向き合ってはお客様に失礼・・・と思うようになり、教室をお休みするにまで追い込まれます。

母なる愛に救われた日

そんな時に私を助けてくれたのは「母」でした。

「ゆっくりやればいいやん。人生は長い。なんでもできるよ!」
今目の前にあることを大切にしていたら、いつか道は開ける」

こんな言葉をかけてくれたのを覚えています。

実はこのとき、母も、父や祖母の介護で疲れている最中でした。ですが、相変わらず玄関には生のお花を生け、花と共にある生活は続いていました。


目の前にある課題に一生懸命に取り組み、玄関のお花に助けてもらう日々。

そうか・・・まずは、目の前のことに取り組む。そしてお花に日々感謝をすれば、お花に失礼なんてことはないんだ・・・

それが本当の「好き」という気持ちなのかもしれない、と思い始めました。

花を扱うのではない

そうです。

「疲れた気持ちのままお花と向き合ってはお花に失礼・・・」そんなことを思う必要は全然なかったのです。

お花は、ただそこにあるだけで、私たちに「愛」を与えてくれる存在です。

お花に触れることで、少し気持ちが前を向いたり、イライラがちょっと改善されたり。

私はお花を扱っているのではない。お花はただそこに存在し、お花に触れることで安らぎを与えてもらっているんだ、という気持ちに切り替わりました。

大げさかもしれませんが、母からの何気ない言葉をきっかけに、「花に生かされている」そう感じるようになったのです。

私が変わると周りも変わる

私が、このように感じるようになってから、来てくださる生徒さんも、そんな方が増えたように思います。

ここに来てくださる生徒さんたちは皆、朗らかに、お花に感謝し、皆それぞれが心落ち着かせてゆったり集中してアレンジなさっています。

ほとんどの方が1人でここを見つけ、お問合せ頂き通ってくださっていますので積極的で行動力のある方。なのに朗らかで優しい、トゲトゲした人は1人もいないです。

真のお花好きさんの輪が、ここChiffon&coを通じて広がっていることは、私にとって、大きな喜びです。

お花と心で繋がっている

コロナで1回目の緊急事態宣言の時3か月、サロンでのレッスンをすべて休業しました。その間、「皆さんに会いたいな、レッスン再会した後、戻ってきてくださらなかったら寂しいな」と、想いを馳せておりました。

ですが、宣言明け、家庭状況が許す方は、ほとんどの方が戻ってきてくださったのです。

「レッスンに早く来たかった」
「やっぱりお花レッスンはいやされる」

などのお言葉をいただきました。

また、コロナが終息するまでは、家庭のご事情で来られない方も、「しばらく行けないけれど、落ち着いたら絶対また行きます」とLINEなどでお知らせしてくださり、とても嬉しかったです。

フラワーアレンジという共通の趣味を通して皆とつながって、過ごす時間がとても幸せで大切な時間だったんだなと感じ、胸が熱くなりました。

私が作りたい場所

できるだけ多くの人にお花の素晴らしさを知って欲しい!なんて
そんなおこがましいことは思っていません。

ですが、

ちょっとやってみたいなっ
なんだか気になるなっ
好きだなっ

と思っている人がいらっしゃるのなら、気軽に始められて、この素敵で魅力的な世界を知って欲しいと思うのです。

そのために、花に関わるたくさんのコースや資格をご準備しています。最新のデザインと技術を常に取り入れ、生徒さんに楽しんでいただく教室作りをしております。

お花が好きだな。

そんな純粋な気持ちをお持ちなら、ぜひ、Chiffon & Coの扉をたたいてください。
あなたにお会いできるのを、楽しみにしています。

 

当教室の作品を是非ご覧ください